サービスのご案内


フェルデンクライス・ATMクラス:毎週火曜日19:30−20:45
場所:Conte-Sapporo
札幌市西区琴似1条4丁目2−15ニシムラビル4F
(東西線琴似駅すぐ)
http://conte-sapporo.com/evb_feldenkrais.php

フェルデンクライス・FIレッスン:完全予約制
場所:地下鉄円山公園駅徒歩5分
料金:8,000円(ATMクラス受講者、子供は割引あり)


Integrated Healingセッション:完全予約制
対面:15,000円
スカイプ:13,000

ご興味のある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。
fk-hakusan[at]hotmail.co.jp
(*[at]を@マークに変えてください)
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2018年1月24日水曜日

2018年第一稿です! 文京区のレンタルサロン

実に久しぶりの投稿になりました。
みなさま(今更ですが)あけましておめでとうございます!

年末年始、東京滞在中に色々大きなことがあって
ジュネーブに戻ってきてから、思考が全然働かなくなり、
シャバーサナ状態が続いていました。

冬眠から目覚めた感じなので、気を取り直して
また少しずつ書いていきたいと思います。


まず最初に1ヶ月前に遡り、文京区のレンタルサロンでのセッション。
数日間にわたり、短期集中でIHのセッションをさせていただきました。
来てくださった方達、本当にありがとうございました!

今回、とても幸運なことに、素敵なレンタルサロンで
セッションをすることができました。
こちら、実は息子の幼稚園時代のママ友、
山北洋子さん経営のサロン。

ママ友といっても、幼稚園時代は子供が
同学年ではなかったこともあり、
それほど交流はありませんでした。でもその人柄から
幼稚園でも、お母さん達からの信望がとても厚かった方
(お世辞じゃありませんよー)。

ただ正直に言うと、自然光に執着がある私には
このサロンが地下にあるってところが、
引っかかってるところでもありました。
でも今回使わせてもらえて本当に大正解!!
とても落ち着ける空間なのです。
そして、この地下の部屋が気持ち良いのは
デコレーション云々によるものなんかじゃなくて
洋子さんの優しさや温かさが、そこにじみ出ているから。
すごいよ、洋子さん。

洋子さんはメディカル・アロマのアドバイザーでもあり、
お部屋がいつもいい香りに包まれているのも大きなプラス。


レンタルサロンをお探しの方、オススメですよ☆
http://minnanowa.info/


2017年12月18日月曜日

大腸の調整

今ジュネーブの空港です。


今朝は、早い時間から雪が降っていて、だいぶ積もってきました。
そのせいで飛行機の発着にかなり影響が出ているようです。
私の便もだいぶ遅れそう。
コペンハーゲンでの乗り継ぎ便に間に合うかなあ。

さて。
私はもともと便秘体質で、お腹もいつも冷えてる
感じがしてるし、腹出しファッションなんて絶対無理な人。
一昨日は夕方あたりから、なんかお腹は張るし
ゴロゴロいってるしで不快だったので、
軽く自己調整をすることにしました。
すると、のりこさんの講座でいただいた「フォーマット」集の「大腸」が選ばれました。やった♪ これやってみたかったのよね〜。
これまでフォーマット集の「リンパ」「小腸」
「甲状腺」「免疫」など身体的なものが
自己調整で何度か選ばれてやっていて、
おかげで冷え性がかなり改善されてきています。
おそらくコーヒーをやめれば、さらに改善する
可能性大、なのですが、、、やめられませ〜ん(笑)。
冷え症の調整で、コーヒーが体の負担になってる、と
何度か出ているのですが、
いつも見なかったことにしてお茶を濁している私。^^;

フォーマットの「リラックス」「集中力」なんてのも
出てきて、やったことがあります。
「集中力」は面白かった。
その調整の次の日に、本屋さんで更級日記のフランス語訳を
見つけ、へえー、こんなものあるんだ、と
何気にページを開いてみたのです。そしたら私の何かが
本に吸盤でピタッと張り付いてしまったみたいに、
目が離せなくなり、集中して本を読み出して
止まらなくなりました。同時に、頭の中は
かなり澄み切っていて、わー、おもしろーい、と
その姿を外から見ている自分もいました。
あれは不思議な感覚だったなあ。


話を戻して、大腸の調整。
大腸の機能を妨げている要因を見ていきます。
霊的なエネルギーや、精神的、感情的な要因には反応なし。
この辺りは、別件で結構深く見ていってるからかもしれません。
身体的な機能のみに反応がありました。
S字結腸、漿膜、平滑筋、副交感神経、交感神経、
腸管、ラクターゼ、アミノペプチターゼN、、、、、
情報を全部集めたところで、現在の大腸の機能率を
見ると、47%。
ものすごく低いというわけではありません。
音叉を頭や体に当てていく調整が主で、
割とさっくりと、2時間弱で終わりました。
セッション中に、お腹がゴロゴロいっていたのが
すでに治まっていて、だいぶいい感じになりました。

そして次の日の朝。

なーんてスッキリした目覚め!

私は 朝起きた時に、お腹が張っていて、
どうも、もっさりした感じがいつもあるのですが、
この時は実に爽快!!
そして一日中お腹がぺったんこな感じで、
あ〜、健康なお腹ってこんな感じなんだ〜。
健康って本当にありがたいものだなあ、としみじみなのでした。


IH/キネシオロジーが対応できる範囲は実に広くて
本当に助かります!



2017年12月16日土曜日

東京でのセッションのご案内

かなり直前の告知になってしまいましたが、、、(汗)
年末に東京でIH/キネシオロジーの対面セッションを行いますので、そのお知らせです。


身体的、精神的な不調、学習能力、人間関係、と実に多岐にわたる範囲で
多くの人がIHによる効果を感じています。
(*効果やその実感は個人差があります。またIHは医療行為ではありません)


IH/キネシオロジーでは筋反射を用いて、からだの声を聞いていきます。
からだはなんでも知っています。
毎回毎回、本当に、びっくりさせられます。

それだけでも十分に楽しいのですが、
IHのおかげで、いろんなことが随分と楽になり、
体調も良くなりました。
そして頭ではなく、心が納得する大切さがよくわかるようになりました。
常識的に考えると不思議に思えることが
色々起こるようになりましたが、
実際は不思議でもなんでもなくて、
本来こういうものなんだなと思うようにもなりました。


からだの声を聞きに、
そして、自分ともっと仲良くなりに、
ぜひいらしてください。

お会いできるのを楽しみにしています!

===================
場所:文京区(三田線白山駅、南北線東大前駅近く)
セッション可能日:12月25〜30日
時間:10時半〜、14時〜
料金:15,000円
ご予約&お問い合わせ:fk-hakusan☆hotmail.co.jp (☆を@に変えてください)
*セッションは大体3時間ほどかかります。
長引く場合もありますので、セッション後の時間には十分余裕をお持ちください。
**上記の日程、開始時間以外をご希望の方は、ご遠慮なくお問い合わせください。


こちらの投稿に、直近のセッションのことを書いています。
よろしかったら読んでみてください☆

ジャズ・フェスティバルで有名なモントルー。
先日クリスマス・マーケットに行ってきました



2017年12月15日金曜日

脳の統合、選択する力

先日、初めてセッションを受けにきてくれた友人。
秘書の仕事の傍、ビジネス・マネジメントを
勉強している彼女ですが、いつも頭の中が
ごちゃごちゃで、じっとしてるのが苦手、と言います。
きちんと整理整頓できてる人だし、仕事も静かに落ち着いて
しているようにしか見えないよ、と言うと
全然そんなことないのよ、仕事中も勉強中も
すぐに気が散っちゃってネットサーフィンしちゃうし、
ちっとも集中できないの!、と。

人は見かけによらないものですね〜。

集中力やオーガナイズ力をもっとあげたい、ということで
今回セッションにきてくれたのでした。


セッション前に、最近どう?と聞いてみると、
親戚の若い女の子のことでトラブルがあって、と言います。
私は彼女を信じてたから色々支援しようと
動いていたのに正直裏切られたような気持ちなの、と。

うーん、今日は集中力じゃなくて、
これについてにのセッションになるのかもなあと
彼女の話を聞きながら思っていました。

私個人の経験でもそうなのですが、
セッション前に何か「問題」が起こるときって、
だいたいそれがセッションの内容に
大きく繋がってくることが多いのです。
セッションの予告編(?)みたいに。

セッションを始めてみると、「女性を信頼する」という目標が出てきました。
なるほどー、そうきたか。
「女の人を信頼する、って出るんだけど、どう思う?
してないんだと思う?」と聞いてみると
「んー、、、女性はいろんなことを隠すと思う。
本当のことを言わないって思う。
・・・そうね、確かに信用してないかも」

女性を信頼してないから、今回みたいに、
やっぱり女性は信用できない!って、さらにその信念を
強固にしてしまうような現実が起こってしまう。
あるいは、そんな現実にばかり目がいってしまうわけです。

セッションを進めていくと、脳の統合の調整が
必要と出てきました。そこに付随した情報として、
集中力、判断力、リラックス、、、と挙がってきます。
そして扁桃体の否定的な記憶、過去生のエネルギー、
グランディングの弱さ、、etc, etc。
どんどん情報が挙がってきます。
必要な行動として、「自分の中で解決する」
「ゆだねる」なんてのも出てきました。
でもこれは本人に言わない、と筋反射で出たので伝えませんでした。

脳の統合率を見てみると、27%。
確かにこれじゃあ、頭の中がごちゃごちゃな感じがするだろうなあ。
体の抵抗もさほどなく、情報が割にすんなりと挙がってくるので、
黙々と続けていると、彼女は気持ち良さそうに眠ってしまいました。

調整は、脳の統合なだけに、ブレイン音叉という音叉を
使ったものが多かったです。

セッションが終了して、「音叉の音がすごく綺麗で
とっても気持ちよかった。・・・それにしても
こんな長い時間、一体何をしてたの?
私のからだは何を言ったわけ??」と興味津々の彼女。
今日やったことをあとでメールで送るから、
あなたもその後どんな感じかを今度教えてね、
と言ってその日は終了しました。


そして2週間後ぐらいに彼女に会いました。

「あれから1週間ぐらいして、私ね、決めたの。
今の状況に不平不満をいうのはやめようって。
やるかやらないかを決めるのは私だから、
どんな状況でも、私がどうするかを自分で
決めればいいんだ、って思ったの。
親戚の子の支援もやっぱり続けようって決めた。
そしたらすごく気持ちが落ち着いたの。
学校の勉強も、時間がないって文句言うんじゃなくて、
その状況でも学校行くのを決めたのは私だから、
時間を作ることにした。今は4時に起きて勉強してるのよ。
すごく集中できるの。これってセッションと関係してるのかしら?」

話を聞きながら、私は心の中でニンマリしっぱなしでした^^

セッションのとき、「自分の中で解決する」
「ゆだねる」って出てたんだけだけど、
それをあなたには言わない、って
筋反射で出たのよ。私から言われてその決断を
するんじゃなくて、自分でその解決を
見つけるのが大事だったのかもね、それに脳の統合の
調整をすると集中力が上がるって、よくあるのよ。
私もそうだったし。と言いました。

そして付け加えました。
自分で決断をして、そこに責任を持つのは
とても大事なことだけど、決断したことを
守り続けなきゃいけない、なんて自分を
縛ったりしないようにね。今の自分に必要なことが
将来の自分に必要とは限らないし、決めたから
最後までやり遂げなければいけない、なんて
思う必要はないから。
自分の感覚に常に耳を澄ませていてね、と。


すると彼女、ハッとしたように、
「そうね、セッションで私は頑固だって情報が
出たようだけど、確かに私、決めつける
嫌いがあるから。。。」と、なにかに思いを
巡らせていました。


それにしても、からだって本当にスゴい。
「自分の中で解決する」のが必要だと
訴え、それに必要な調整法を筋反射で伝え、
調整が施されたことで、彼女が本当に、
そして「自然に」自分の中で解決をしていったのですから。。。

からだの叡智、そのあまりの深さにひれ伏したくなってしまいます


生きていればいろんなことが起こります。
でもそれにどう対応するかは、全て自分の選択なのです。
幸い私たちは北朝鮮に住んでるわけでもないので、
異議を唱えたからといって、命が危険に
晒されることもありません。
それでも私たちは、いろんなことをとても限定的に見ています。
自分の置かれている現状が嫌でも、それを変えるのは無理だと思ってる。
でも無理だと決めてるのは自分で、
環境のせいでもお金のせいでも他の人のせいでもないのです。
もちろん、自分はなんてだめなんだろう、と
自己嫌悪に陥る必要もない。

私たちにはみんな、幸せのための選択をする力があります。
そのことに感覚で気づくと、色々変わってきます。
そして自分が変わると、面白いことに
周りのひとや環境も変わってくるのです。^^


2017年11月12日日曜日

IH(インテグレート・ヒーリング)との出会い


IHを初めて知った頃の私は、やたらとしょっちゅう
体調不良に陥いっている人でした。

特に30歳を超えたあたりから、生理のたびに
偏頭痛で寝込むというパターンができてしまい、
全く起き上がれない日が2〜3日続き、
その後通常の生活ができるようになるまで1週間かかる。
しかもスッキリ治るわけではなく、だましだまし
日常生活に戻っていく、、、、それが毎月。

そんな生活の日々だったのです。

だからいつも健康になるためのものを探していました。
いろんな食事療法をかじってみたり、健康体操をやってみたり。

フェルデンクライスを始めてからは、生理と連動した
偏頭痛の頻度が減っていきました。
それでも疲れやすいところ、寝込んだ時の
回復力の鈍さは相変わらず。

その後子供が生まれ、子育てのストレスに加えて、
花粉症がひどくなったり、湿疹に襲われたりと、
特に子供が小さかった時は、体調不良に拍車がかかっていきました。

当時は、いつも頭の中が詰まっている感じがしてるし、
いつもイライラ、元気もない、、、、
こうやって書いて思い出してみると、
あああ〜、せっかくの人生なのに、なんてもったいない!
っていう時間を過ごしていたんだなあ。
抜けてよかったね、私。

しみじみそう思います。

とにかくこの体調の悪さをなんとかしたい、
そう思って、色々探しているときに見つけたのが、
この間中級クラスも開催してくれた、のりこさんのブログ
それが私とIHの出会いだったのです。
のりこさんのブログは読み応えたっぷりで、
それ以来いつも更新を楽しみにしていました。
そして、ああ、いつかこの人のセッションを受けてみたい、
と、思いを募らせていました。
恋い焦がれているようなものでしたね😊。

そして確か一年後ぐらいに、夫の仕事でベルギーを離れて
日本に帰国することになりました。
それが決まって引っ越しの準備をしてる時のこと。
のりこさんのブログをみたら、今度帰省をするので
東京でセッションをします、とあるではありませんか!
夢にまでみた、のりこさんのセッションを受けられる〜!
日本での新生活を、のりこさんのセッションで始められるなんて!!
と、小躍りしたくなるぐらい嬉しかったのを覚えています。


そして初めてのセッション。
都内のホテルの一室でのりこさんとの感動の対面。
ブログの勝手な印象から、「私は神とつながってます」系というか、
もっとふわふわした感じの人なのかと思ったら、
結構サバサバしてて、予想より声も低め。
あ、いいなあ〜、とますます好きになりました。
その時は、セッション中に会話はほとんどなく
私はほとんど眠ってたような。そして音叉を始め、
いろんな綺麗な音を鳴らしてもらって、セッション終了。

あー、、、ついにのりこさんのセッションを受けられたんだ、
と感慨に耽りながら、家路についた時、びっくりすることが起きました。


その時のセッションで、取り扱ってほしいと
お願いしたことの一つに、「頭の中がごちゃごちゃ。
集中できない」がありました。
何かしていても、すぐに違うことが気になって集中できない、
本も読めない。そんな状態だったのです。
ところがセッション後、電車に乗って本を開いたら、え!?!?
びっくりするほど集中して読めるではありませんか!
そして頭の中が澄んでいるのです。
興奮してお礼のメールをのりこさんにしたら、
「脳の調整(脳の中のエネルギー回路を整えるIHの調整法)を
すると、すぐに違いを感じられることが多いんですよ」と
お返事をくれました。

その体験から、ますますIHに興味がでてきて、
もっともっとセッションを受けたい!と
思うようになり、平均して一年に一回の頻度で
のりこさんのセッションを受けに
NYまで何回か行ったのでした。

、、、って友人にいうと、セレブね〜、と
からかわれたりするのですが、
セレブじゃないんですよねえ、残念ながら😅。
でも、それでもどうしても行きたかったのです。
これは自分に絶対必要なものだと感じていたので。
で、せっかくはるばるNYまでいくのですから、
一回だけ受けるなんてもったいないことはできません。
まとめて何回か受けるわけです。
最多で一度の滞在中に12回受けたこともあります。
セッションの内容と、そこにのりこさんが費やしてくれる
エネルギーを考えたら、料金は、ものすごく良心的な
設定なのですが、それでも払う方にとっては、
特に何回も受ける場合、なかなか覚悟がいるわけです。
しかも旅費やら宿泊費やらもかかるわけですし。

常識的で理知的なことをするべきである、
多分そんな空気の家庭の中で
私は育ってきました。

そんな人間には、こんなお金をかけてセッションを
受けにNYへ、だなんて、頭のたがが外れてしまった
行為のようにも思えたのですよね。
初めて行った時には、自分はもしかしてとんでもない
バカなことをしているんじゃないのか、と突然不安に
かられたこともありました。

でも、のりこさんのセッションルームで
横たわってセッションを受けている時の
あの安心感。なんともいえない、深くて開かれた
感覚は、今までに経験したことのないものでした。
ここでは自分は全部自分のままで受け入れられている。
顕在意識で気づいていない部分まで含めて、全て。
そして行くたびに知らなかった自分と出会うことができ、
心がどんどん軽くなっていく。
体も元気になっていく。


そしてまあ当然の流れというか、もっと知りたいな、
受けたいな、やってみたいな、が
どんどん増幅していき、IHの講習会に行き、のりこさんの
キネシオロジー初級、中級クラスも受講し、
現在に至る、というわけなのです。


そして面白さは尽きることなく、発見と探索が
ずっと続いています。




2017年10月25日水曜日

「感情や思考は自分の本質を表すものではない」を実感する今日この頃





この時期の通常の気温に比べると、相当暖かい日が
続いていますが、ジュネーブも木々が色づき、
だいぶ秋らしい景色になってきました。


で、タイトル通りなのですが、
本当に人間はどこまでも変われるものなんだなあと
日々改めて実感しています。

私には8歳の息子がいるのですが、
彼と過ごす時間がとっても、とっても楽しいのです。
そして、かわいいなあ、といつもしみじみ思う。

でも前は全然そんなんじゃなかった。

「育児をストレスにしてしまったのは」でも書いたのですが、
子供といる時間は、私の自由を奪われている時間でしかなかった。
だから子供といる時間が苦痛で苦痛で。
少しでも子供と離れて一人でいる時間がほしい、と思っていた。
そして子育てなんてそんなもんなんだろうと思っていた。
だから世のお母さんたち、しかも子供が何人もいて、
その上ずっと子供の面倒をみて家事に専念している
専業主婦なんてスーパーヒーロー!いや、ヒロイン!!って
尊敬の目で見ていました(あ、今でもそうですよ)。

以前の投稿で書いた通り、私にとって子育てが
苦痛だった大きな要因は、自分の自由を
信頼できていなかったことにありました。
その理由は、主に母との関係にあって、
自分は束縛されている、自由でいることができない、
逃げたい、と子供の頃から
意識の奥底で思っていたからだったのです。

そんな自覚も記憶も全くなかったので、
それを知った時は、ええええ???と、
かなりびっくりだったんだけど。

私は小さい時から、言いたいことはなんでも
はっきり言う方でしたし、やりたいことも
なんでもやってきていると思っていた。
だから子育てを除いて、自分が自由じゃないなんて
思ったことなんてなかったのです。

でもよくよく思い返してみて、
どこかでそう思ってたんだろうな、と腑に落ちていきました。


ほんと、自分のことでも知らないこと、
気づいてないことだらけです。

というか、知ってることなんて
多分ほんの些細なことでしかないんだろうな
と思ってます。


そんな私でしたが、なんどもIHのセッションを
受けて、自由への信頼を少しづつ取り戻していくことで
いつのまにか息子に対する感情や感覚が
面白いほど変わっていったのです。
変えようとしたわけでもないのに。


私はべつに悪い人ではないので(笑)、
常にいろんな人や物事に感謝していました。
感謝しなきゃいけない、ありがたいと思わなきゃいけない。
そうやって頭で、そして理性でいつも感謝していました。
でも当時の私の心の中にあったのは、感謝の気持ちや
幸福感ではなくて、怒りや嫌悪感、不満、そして
不安だったんだな、と今になるとわかります。

その渦中にいると、気づかないものですが、
抜け出してみると、よくわかるのです。

今では、暖かく守られている感覚が
体の奥からじんわりと、折々にのぼってくる。
こんなの、昔は感じたことなかった。
ああ、こんなのがあったんだ、っていう
知っているような知らないような、
そんなとても満たされた感覚がやってきて
やっぱりこっちの方が断然いいな、と思うのです。



いつも買い物をする近所の市場。生の生姜って初めてみました

色とりどりの綺麗な野菜たち

きのこ屋さん。ここに写ってる舞茸、しいたけ以外にもエリンギやエノキダケもあります。



2017年8月10日木曜日

変わりたかったら



変わりたかったら、変わればいい。
何かをしたいと思ったら、行動すればいい。


世の中には、そうやってすぐに行動にうつせる人たちが
いて、それって、とても素晴らしいことです。
そんな人たちも、実は心の中で葛藤があったり
怖いけど、えい!と勇気を出して行動しているのかもしれない。

そんな風に行動できる人には、そうじゃない人のことが
理解できないのかもしれません。
何をグダグダ、うだうだしているんだろう、と
思ってしまうのかもしれません。

でも私は、いろんな気持ちの弱さで、なかなか行動に移せず
そんな自分に、なんてダメなんだろうと、得意の
ダメ出しをずっとしていたから、動けない人の気持ちは
よくわかるのです。そしてそれは必ずしも本人の
「やる気」の問題だけじゃなかったりすることも知っています。


自分はなんてやる気がないんだろう、
なんで自分はいつもこうなんだろう、
なんで自分はこんなことを気にするんだろう、


そんな風に自分を責める必要は全く、ない。
それはむしろ害になるだけです。
(否定的な感情抜きに問うのはいいことですが)


変わりたかったら、どんな人でも必ず、変われます。
大事なのは、「変わりたい」「行動したい」と
強烈に欲すること。
すぐに変われなくても、この欲求さえ消えなければ
絶対に変われます。

そして具体的な方法としては、
「変わりたい、でも・・・」
「行動したい、でも・・・」。
この「でも」は絶対にナシ、にすること。

「時間ないし。お金ないし。」

これが「でも」の後にくる代表的なものです。
だけど本当に望んでいることだったら
お金も時間も、なんとかすることができるのです。


その他、「ひとに迷惑がかかるし」とか、「自分だけ
そんな勝手なことはできないし」とか。

「迷惑をかけないように」って、日本では
かなりの頻出用語ですよね^^; 他人を思いやる気持ちは
大事ですが、そうやって牽制しあうよう社会より
足りないところはお互い補い合おう、支え合おう、の
方が寛容で温かな社会になれる気がします。
だって迷惑ってことで考えたら、人は生まれてきた以上
絶対に他のひとに迷惑をかけるのです。
じゃあ死ねばいいのか、といえば、死んだら死んだで
後始末を色々してもらわなきゃいけないから、また迷惑がかかる。
だから「迷惑をかけないように」自分のやりたいことを
諦めるなんて、そんなバカバカしいことはないのです。
(もちろん、迷惑をかけることを目的とした行動を
わざわざとる必要はないですが)

例えば、あなたが今の会社をやめたいと思ってるとします。
でもやめたら会社や同僚に迷惑がかかるからやめられない、
と思って、やめたい、と思いながら仕事を続けている。
あなたが辞めたら、確かに一時的に会社は困るのかも
しれません。でももしかしたら、そのおかげであなたよりも
もっと会社に役立つ人を後に採用できた、なんてことだって
ありうるわけです。何が他人の迷惑になるかなんて
わからないし、そんな心配するのは、相手の力を
信頼していないことであって、そっちの方が実はよっぽど
失礼なことなのです。


・・・、だから、まず「でも」をやめること。
それでもまだ前に進めないようだったら、ぜひIHを受けてみてください。
頭や意志の力で頑張らなくても、自然な心の反応が変わってきたりします。
もちろん、個人差あり、ですよ。そうなるという保証はできません。
でもとにかくとっても面白い。だから私は、オススメ!なのです。😊

あるいは、他に良さそうだと思えるものがあったら、
それをやってください。
自分の感覚によく耳を澄まして、利用できるものを
なんでも利用してください。
そしたら必ず道は拓けていきます。






2017年8月6日日曜日

体調不良とIHセッション

前回の投稿をしたあたり、なぜだかほとんど眠れない夜が
ふた晩続いて、その次の日体調が悪くなってしまいました。
その日は楽しいイベントが夜にあり、ミスりたくなくて
でもフルセッションをする時間がなかったので、
簡略版のようなセッションで、どうにか体調を
持ちこたえさせました。おかげで夜のイベントには
楽しく参加することができました。
でもその夜は暑くて寝苦しく、就寝時ごろから頭痛も始まり
神経が休まらず、またしてもよく眠れなくて、
次の日は完全に寝込んでしまいました。

私は前々から回復力がなくて、いったん寝込むと
一日で回復することはまず皆無。
2、3日寝込むのは当たり前、その後もすっきりと回復せず、
よろよろと低飛行を2日ぐらい続け、
ようやく通常の状態に戻る、っていうパターンが常でした。

その時も、このまま寝ててもいつものパターンに陥る感じだったので
ひどい頭痛と軽い吐き気とで、おえ〜、となりながらも
ベッドで横たわったまま、IHのセッションを始めました。

セッションでは、いろんなスキャンリストを使って
情報を集めていくのですが、何せ頭痛が酷くて目を開けるのも辛い。
リストを見るのも一苦労です。
ゼーハー言いながらセッションを進めていきました。

最初に過去生の情報がダダダダーッ、と上がってきました。
へえええ、そこから来る?なんて思いながら、そして、
具合の悪さから、なんども寝返りを打ちながら、続けていきます。
健康を信頼するのを妨げるサバイバル・プログラム、ホルモンの情報、
恒例の(?)霊、宇宙系などの侵略エネルギー、、、と、
どんどん情報が上がってきます。

途中、すうーっと頭痛が引いて楽になったり、
眠気がやってきて。途中んごーって眠ったり、なんだかふにゃふにゃ
しながらセッションをして、一体何時間かかったのかわからないけど、
終了した時にはだいぶ楽になっていました。

セッション最中に、もののけ風なお化けみたいな人たち(?)に
髪の毛を後ろからグイイィ〜ッって引っ張られてる状態で
全身の筋肉を硬直させて(特に顎関節と喉の力の入れ具合がスゴかった)
前に進もうとしている自分の姿が、なぜだか浮かんできました。
しょっちゅう体調を崩すとか、病気になると回復に
時間がかかるとか、単なる体質の問題なんだと思ってたけど、
それだけじゃないのかもなあ、そんなものを引きずって
歩いてたらそれだけで体力消耗しちゃうよね、と、
その時フラフラの頭でぼんやり思ったりしてました。

さて、セッション終了して、だいぶ楽にはなったものの、
頭痛は結構キツイ状態で残っています。
もう少ししたら引くかな?と思ってちょっと様子を見てたけど、
ひきそうにない感じ。これはまだやり残したことがあるな、と思って、
再度セッションを開始しました。
そしたらまず最初に出てきた情報がこれ。

「侵略エネルギーは全て除去し、(侵略エネルギーからの)
保護機能をインストールします」

おおー、まさにさっきぼんやりしながら考えてたことに
思いっきり繋がってるじゃないのーーー!と感動。

ちなみにこの文言は、IHのプラクティショナーが
よく使っている、アフォメーションが5000以上
載っている本に載ってたのですが、どこにどんな文言が
あるかなんて全然知らないし、そんな文言があるということすら
知らなかったのです。でも体はちゃんと見つけてくれるからすごい。
いや、ほんとすごい!そしてなんて面白いんだろう!!
まだ具合悪くて頭も痛いのですが、ウキウキしちゃいます。

その他、今度は脳内の神経伝達物質なんかも
情報として出てきましたが、先ほどのセッションの
補足という感じで、割とあっさり短時間で終わりました。
この頃になると頭痛も8〜9割がた治っていました。

そして次の日の朝、寝床から起きだすことができました。
上に書いた通り、寝込んだのが一日だけで終わっただけでも
快挙です。でもまだ病気な感じ。
頭も痛いというほどでもないけど、全然良い調子ではない。
なので、駄目押しのもう1セッション!

ホルモン、神経伝達物質、脳あたりを中心に情報が上がってきて、
また補足のセッションという具合で、短時間で終了しました。
そしてこれで本当にすっきり!
いや、もちろん前日何も食べてないし、病み上がり感は
充分残っていましたが、食欲も出てきて、
午後にはすっかり普通の状態に戻りました。


IHってほんと、カラダにもココロにも
具体的にハッキリときくからスゴイ*。そして自分の知らなかった
自分を発見していける。それによって自分の中での深い整合性を持った
繋がりができてくるのです。そして世界に向かって
自分が開かれていく。あるいはその硬い境界線が曖昧になると
言ってもいいかもしれません。

とにかくセッションは面白すぎ!
いろんな方に体験していただきたいです。
興味のある方、お気軽にご連絡くださいね☆



*個人差あり。そして医療行為ではありません


2017年7月16日日曜日

気がつけば、消えていた ーIHの効果

私は、これまで事務処理がものすごくストレスでした。

事務手続きのためのメールや手紙が来ると、
それを開く前からずどーんと気が重くなり、
まずそのメールや手紙を読むのに、ものすごい決意を
しないといけない。そしてそれに返事をしなければ
ならないとなると、座敷わらしがいくつも背中に
乗っかったんじゃないかと思うぐらい😅、さらに重くなる。
もう、やだやだやだ〜!、と頭の中が
「やだ〜」でいっぱいになります。

ところが最近、こういう事務処理にほとんど
ストレスに感じていない自分に気づきました。
いつからそうなったのか覚えていないのですが、
いつのまにかそうなっていた、という感じです。

きっと「束縛される恐れ」がだいぶ解除できたから
だろうなあとは思っていますが(そのお話はこちら)、
事務処理に対する手続きが、何から来ているのかを
じっくり調べたりはしてないので、他にも要因が
あって、それもこれまでのセッションで
解消されたから、なのかもしれません。
でもとにかくストレスから解放されたのだから、
その原因なんて、今となってはどうでもいいのです♪

IHのセッションは、セッション後すぐに感覚の変化が
わかる時もありますし、この例みたいに、いつのまにか
変わっていた、というのも結構あったりします。

いずれにせよ、ストレスの自己生産という
パターンはなくしていきたいものですよね!


近所の公園で朝の散歩☆























2017年7月11日火曜日

育児をストレスにしてしまったのは

束縛への恐れと自由への渇望が私の奥深くにあったと
前回書いたのですが、この渇望と恐れが大暴れしたのが、
子供が生まれてからのことでした。

子供が欲しいと思っていましたし、妊娠中はつわりも
それほどひどくなく、絶好調。
これから始まる子供との生活に毎日ワクワクしていました。
ところが、子供が生まれてからは一気に絶不調。
難産になり、産後の肥立ちがよくなかったことも
ありましたが、精神的に見事に落ち込んだのです。
しかも息子は全然寝てくれなくて、常にぐずっている。
彼も難産でなかなか出てこられなくて
怖くて辛かったのだろうな、と思います。

そんなストレスまみれの、育児新米時代。
「大変だろうけど、子供は可愛いでしょう?」と
ある時知り合いに言われて、気づいてしまいました。
私、子供を可愛いと思っていない。。。
可愛くないとは思っていない。でも積極的に可愛いとは
全く思っていないのです。
産後、体調もなかなか回復せず、
ホルモンのバランスも崩れていたのでしょう。
ひどい湿疹に襲われたりもしたし、妊娠中は
たいして体重が増えなかったのに、産後いきなり増えて
授乳しているのにちっとも減らなかった。
こんなに大変な思いをしてるのに、なんでワタシ
太ってるの?と、とにかく何から何までストレス。
かなり、産後うつと言える状態でした。

当時私が感じていたことは、
「子供に私の人生を奪われた」、
「子孫も残したし(一人産んだぐらいで言うかね)
もう私の役割は終わった。あとは死ぬだけ」(!!!)


それにしても赤ちゃんのお世話ってなんて大変なのか。
経験するまで、全くわかりませんでした。
世のお母さんたちは本当にすごいです。
しかも専業主婦で、赤ちゃんや小さな子供と
ずっと一緒に1日いるなんて、神様!!
なのに、「専業主婦はヒマ」なんて暴言が
暴言とも思われず、まかり通ってるのだから、
とんでもないことです(いや、実は私も子供が
生まれるまで、そう思っていた・・・)

赤ちゃんがいると、ご飯をゆっくり食べられないのは
もちろんのこと、家事にしたって、途中でなんども
中断しなきゃいけなく、最初から最後までやり遂げられない、
これね、一回や2回そういうことがあったって
ストレスにはなりませんが、ずーっと続くと
結構神経にキます。
そして夜中はもちろん何度も起こされる(あ、でも
授乳中のお母さんの睡眠のリズムは特別な状態になっていて
断片的な眠りでも大丈夫になっているのだとか。
だから夜まとまった時間眠れなくても
心配しなくていいみたいですよ。自然はすごい!)。
一言でいえば、何一つ、ほんとに些細なことでも
自分の思い通りにやることができない。
自分を束縛するかもしれないものからは逃げなければ!、と
深いところでいつも思ってる人間にとって、
これは拷問だったわけですね。
だからなるべく子供から逃げたかった。
息苦しくて仕方なかったのです。

当時はIHなんて知らなかったし、自分が苦しいのは
子供がいるからという外的要因によるもので、
実は自分の意識が創り出しているだなんて
思いもよらなかった。
でも、起こっている出来事は、ただの出来事であって、
そこには幸も不幸もないのです。
それを幸、不幸、喜び、悲しみ、苦しみ、、、と
私たちの心(脳と言うべきか)が
解釈してるだけ。

赤ちゃんのお世話は、確かに大変なのだけど
それを苦しみだとラベル付けしてしまったのは、私。
大切な子供とのかけがえの時間を、そんな時間に
してしまったのは本当にもったいないことでした。
そして子供の心も傷つけてしまったし。

息子も、これまで何度かIHのセッションを
受けているのですが(私が彼の代理として受けたこともあり)
彼が赤ちゃん時代に感じていた「お母さんが辛そうでかわいそう」
「助けてあげたい、でも自分は助けてあげられない」
という気持ち、などなどが出てきました(もちろん
本人はそんなこと覚えていません)。
そしてそこから生まれた、罪悪感、無力感、
自分の存在が申し訳ない、なんてものまで。


子供は本当にお母さんの幸せを
一生懸命思っているのです。
かけがえのない大好きなお母さんに、
一緒に笑っていてほしいって思っているのです。


だから、世のお母さんたちは癒されていてほしいなあと、すごく思ってます。



2017年7月9日日曜日

「束縛されることへの恐れ」に深く束縛されていた私

IHのセッションを受けていると、自分では思ってもいなかった自分が
色々浮かび上がってきたりします。私にとって、その一つの例が
「自由でいたい」「束縛されたくない」でした。

もちろん、「自由なのがいい」「あれこれキチキチと決められるのは
嫌だ」など、人並みには思ってましたが、
自由を渇望してるとか、束縛に極度な拒否反応が
あるなんて、全く自覚がありませんでした。
なんでそうなったかというと、またしても自覚のない
インナーチャイルドだったのですよね。

子供の頃に、母に常にあれやれ、これやれ、と言われる、
自分のやりたいようにやらせてもらえない、やりたくないことでも、
やりなさいと怒られる、極端に束縛をする親だったという訳では
なかったのですが、彼女の存在自体に何か自分を
束縛してくるものを、きっと感じ取っていたんだろうな、とは
今になって想像はできるのです。
そういう日々の小さな経験の積み重ねから、
自分を束縛するものから逃れなくては、と潜在意識に
インプットしてしまったようなのでした。そうなると、
「やらなくてはいけない」、と外側から
押し付けられたことに対して、
そこから逃れねば!と脳は反応してしまうのですね。

そのいい例が学業。

私は、小学生の時から、ここにはまるでモチベーションが上がらなかったのです。
学校に行くのは嫌いじゃなかったし、授業も
小学校の時は先生の言うことを黙って聞く、と
言うスタイルではあまりなかったのでよかったのだけど、
家に帰って、宿題・予習復習なんて全くやる気になれない → やらない
→ 親に怒られる → ますます自由を奪われてる気になって(←ここは無自覚)
更にやる気をなくす、という綺麗な悪循環が出来上がっていきました。

そして、外側からやれと言われたことだけでなく、
自分で決めたことも、決めた途端にそれが束縛に感じられてやりたくなくなる、
という面白いことまで起きるようになってしまったのです。
いえ、本人としては全然面白くないんですけどね^^;

何かというと、外出の際に自分で決めた家を出る時間に出かけられない、
という、かなりバカみたいな悩みが私にはありました。
家を出る時間が近づくと、あ、洗濯物を畳んでから行こう、とか
机の上を片付けてから行こう、とか、それって今やることじゃないでしょ、
という雑事にをやりたくなり(本当にどうしてもやりたくなってしまうのです)、
出ると決めた時間になっても、なんかゴチャゴチャやってて、
結局おくれてしまう。このパターンを毎回のように繰り返していました。
その度に「なんで私はこうなの!」と自分に怒りまくり、
自己嫌悪に苛まれていたのです。

これが束縛されることへの恐れから来てたなんて!と、
そのつながりを知った時はかなり衝撃でした。


昔だったら、こんな私は、ただのだらしがなくてやる気のない人間、
という、落伍者の烙印を押されて終わりだったでしょうけど、
その仕組みがわかって、しかも「調整」までできる時代に
生まれることができたなんて、ほんとに幸運だよなあと思います^^

そういえば、IHを習った時に練習セッションで私と組んだ人が
「夜更かしの癖を直したい」といい、それをお題にセッションしたら
夜更かしの原因が、かなり深〜いところから来ていたのに
驚いたことを思い出しました。

なんでもなさそうな、一見些細なことの
裏にも、深いものがあったりするのですよね。



本文とは関係ないけど、市場で見つけた
アーティチョークのお花。初めて見ました!


2017年7月7日金曜日

自分の知っている自分に限定されない ーセッションのご案内

突然ですが、フェンルデンクライスとIHの個人セッションのご案内です。
これまで、受けていただいた方からのご紹介という形で行なっていましたが、
楽しくなってきたので、もっと広げたくなりました。
両方とも、モニター価格でしばらく行いますので、ご興味のある方、この機会にぜひ☆

フェルデンクライスはジュネーブ市内で受けていただきますが、
IHは、ジュネーブでの対面セッションの他にも、スカイプ等を使った遠隔セッションもあります。
ですから世界のどこにいようと、ネット接続があれば受けていただくことができます。

フェルデンクライス:所要時間約1時間半、60スイス・フラン
IH: (対面・遠隔共に)所要時間2時間半〜3時間半、95スイス・フラン


フェルデンクライスは、いわゆる身体操作を向上させるのに、とても強いです。
私はフェルデンクライスを始めてから、随分と運動能力が上がりました。
走るのもかなり早くなったし。私の体って、こんなに軽やかに動くことができるんだ!とよく感動してました(笑)。身体能力は幾つになっても向上させることができるのです
(※筋肉のパワーに頼らないとできないものは別ですよ)。
「前みたいに無理もきかなくなったし、年かな」、なんていうのをよく耳にしますが、そもそも無理をするってこと自体が賢いことではありません。年を重ねるというのは賢くなっていくこと。頭でっかちになるという意味ではなく、体の理を感覚でつかみとり、尊重していくこと。その賢さを磨けば、いくらでも体の能力を高めていくことができるのです。
そんな能力云々はともかく、とにかくこの腰痛・肩こりをなんとかしたい!なんて方にも、それが習慣的な体の使い方からきている不調であれば、とても有効です。
姿勢にも好影響を与えますし、意外なところで骨盤底筋の機能回復に役に立ったりもするので、産前・産後ケアとしても、オススメです。

そしてIHですが、こちらはかなり摩訶不思議です(笑)。
筋反射という方法を使って、体の指示通りにひたすら情報を集め、「調整しなさい」と体が指示したところで、これまた体の指示にしたがって調整をしていく。言ってみれば、ただそれだけなのです。そこには私の思考の入り込む余地はありません。あ、いや、そうは言っても人間ですから、これってこういうことかな、ああいうことかな、などと前は色々考えちゃったりしてました。すると体が抵抗起こし出して筋反射が正確に取れなくなってくるのです。ですから入り込む余地がない、というよりは、入らなければ入らないほどいい、ということですね。そんなところも、かなり面白くて好きなのです。
取り扱うテーマは実に幅広く、精神的なこと、身体的なこと、人間関係、本当に様々。私自身のことで、わかりやすい例をあげてみると、過食の傾向にあったのが(昔、過食症にもなったことがあります)、何回かのセッションで完全に解消したり、子育てのストレスがものすごく強かったのも、相当解消したり。
IHで変わったことなんて、ありすぎて書ききれませんが、根本的な力を取り戻していくのを助けてくれると思ってます。私の場合、随分生きやすくなりました。それまで、生きにくいなんて自覚は全くなかったのですが、振り返ってみると、不必要なストレスを勝手に作り出し、自分で自分を縛っていたなあ、ってことがよくわかる。


フェルデンクライスにしてもIHにしても、私にとっては、共通しているところがあるのです。
一つは、自分の知っている自分なんて、ごくごく限られたものでしかない、そのことを気づかせてくれること、そしてもう一つは、自分の可能性を信頼する力、それを育ててくれること。


だから、自分の小さな頭で考えた「自分」、それから「社会」という枠に自分を押し込めないでください。
そして可能性を限定しないでください。



というわけで。

セッションにご興味ある方、fk-hakusan☆hotmail.co.jp (☆を@に変えてください)
まで、お気軽にお問い合わせください☆

2017年6月22日木曜日

私の夜のお楽しみ

私には現在8歳の息子がおりまして、毎晩彼が寝るときにFI (フェルデンクライスの「機能統合」と呼ばれる一対一のレッスン)をするのが、最近のお遊び。ベッドの上で入眠の妨げにならない範囲でのものですから、かなり「なんちゃって」な要素は強いです。でもとっても楽しいのです。息子も「あ〜、気持ちいい〜」と喜んでくれるし😊。息子は骨格や筋肉などの身体機能面でかなりいろんな問題、、、いえ!、学びの余地が沢山あるのでやりがいがあります😅

そう、学びの余地、気づきの余地、可能性、なのですよね。

体に眠っている可能性を一緒に探していく。
体がまだ気づいていない選択肢を一緒に掘り起こす。

それはそれは、とっても楽しい時間なのです。
フェルデンクライスも、どんどんやっていきたいなあ!、と気持ちを新たにしてもらえます。


ここのところ、ずっと彼の足で遊んでいるのですが、右脚が全体的に重い。そして右足はいわゆる鎌足、バナナ足になっている。そうなるのは、息子の体がそれを合理的と判断しているからです。では、なぜそう判断しているのか?そこを探っていくと、右の股関節の回旋具合が相当偏っていることに繋がっているのが見えてきます。股関節をつけ間違えたんじゃないか、と思うぐらい、過度に内旋するけど、全くと言っていいほど外旋しない。これではバナナ足になるのは当然なのですよね。この状態で、もし例えばバレエを習ったとして、バナナ足を直そうと足首から先だけを外向きに無理やりしていたら、確実に足首と膝を傷めるでしょう。
そこで昨晩、股関節と骨盤の動きを色々探っていたのですが、ああ、そうだ、IHの股関節回旋の調整があった、と思い出しました。筋反射で調整する場所を見つけて行う、割と手軽にできる調整なのでやってみることにしました。そしてもう一つ、最近私が遊んでいることがあって、体感の反射を筋反射の代わりに使うという、名付けて「体感反射」。これで調整場所を見つけて調整していきました(息子はすでに眠りに落ちています)。IHでの調整では、筋反射で「これ以上調整は必要ない」と出るまで調整を続けるのですが、昨日は、ま、この辺りで今日はいいかな〜、と思ったところまで、というゆるゆる調整。それでも回旋具合を再度見てみると、おおー!前よりだいぶ外旋するようになってるー!!
おもしろい〜♪

今晩もまた遊ぶのが楽しみ☆

2017年6月21日水曜日

やる気、うつ病、扁桃体

少し前になるのですが、1ヶ月ぐらい、まるでナメクジみたいな期間がありました。
だらだらグズグズ。もう何に対しても、ちっともやる気が湧かないのです。
前に進みたいと思ってるのに腰が重い。なんだかいっつも疲れていて、体が重く感じられて仕方がない。この期間、いくつか自己セッションをして、毎回自分の大きなブロックになっていたものが解放されていきました。

・・・なのになんでいまだにナメクジのまま!?

セッションをまたやれば、面白い気づきや解放が起こるのはわかってるけど、、、、

とにかくやる気が出ない。。。

思い返せば、私は子供の時から「やる気が出ない」状況にしょっちゅうなっていたものでした。小学生の頃から、学業に対して全く意欲が湧かず、親にもいつも怒られていたし。
そんな記憶も蘇りつつ、どよーんと重い日々。

でもある日ふっと、まるで蒸し蒸しと暑い日にすっと一筋の涼しい風が吹いたように、そうだ、セッションをしよう、と心が動きました。そのタイミングを逃すまい!とすぐに始めた私。

いろんな情報が上がってくる中で、その時は扁桃体がらみがすごく多かった。そして調整法として、「扁桃体に残る否定的な記憶の除去」が選ばれました。
そう、IHにはこういう調整法もあるのです。

扁桃体は受胎して心臓の最初の鼓動のすぐ後に形成され始め、胎児の時の記憶、また、母親の人生、ストレスなどの情報も蓄えていく、とIHでは習います。その後も海馬が発達する3歳まで記憶を蓄えていくのがこの扁桃体。そして記憶の貯蔵だけでなく、その記憶をもとにした情動反応にも大きく関わっていると言われています。情動反応とは、外からの刺激に対して、一時的に急激に起こる感情、生体反応のこと。例えば、怒り、喜び、恐怖、などの感情や、心臓がドキドキする、手に汗をかく、などの身体的反応の組み合わせのことです。
うつ病はこの扁桃体の暴走による脳の機能不全である、というこちらの記事。ここに扁桃体のことがわかりやすく書かれていました。これを読んで、私のナメクジ状態って軽いうつ状態と同じだったんだなー、と思いました。でも、うつ状態だったから扁桃体の情報が沢山あがってその調整をした、というより、扁桃体の不必要な記憶を手放す時にきたから、うつ状態という方法を使って、体は私にお知らせをしてくれたんじゃないかな、、、そんな風に感じました。

うつ病は、今でこそだいぶ認知も理解もされるようになり、自分を責めたり、周囲が「頑張れ!」というのは逆効果なだけだと知られています。でも上述の私のように、軽いうつ状態の方って結構いるんじゃないでしょうか。もしそのような状態にあっても、私はなんて意志が弱いのか、と自分を責めたりしないでくださいね。そもそも私たちの意志なんて弱いものなのです。私たちの思考や感情のパターンは、意志ではないところ、いわゆる潜在意識と言われているところで大部分がコントロールされているのです。扁桃体だって意志でなんとかできるものではないのですから。


そして自己セッションの話に戻りますが、終えた後の軽やかさといったら!
以前のつきもののセッション後にも実に爽快感があったけど、今回はそこにやる気も加わったみたいで、草原に裸足で立って風の香りを感じているような、爽やかな力強さがありました。

この2、3ヶ月の間にいくつもの根深いサバイバル・プログラム、インナーチャイルド、信念体系を手放すセッションをやってきて(憑き物も同時に沢山外していきました)、この扁桃体で〆、という、なんか一つのシリーズが終わった感じです。そして、その間深い気づきも多々ありました。IHはいろんな調整をするだけでなく、気づきの力を高めてくれるのです。気づきの力は本当に大きくて、気づくだけで大きな変容が起きたりもします。


おもしろいですよ〜☆


2017年6月1日木曜日

遠隔セッションの不思議

以前も書きましたが、IHではスカイプ等のビデオ通話機能を使って遠隔セッションを行うことができます。

その仕組みを説明すると、私が受けてくださる方の代理となって、私の体を通して、その方の情報を収集し、私の体を通してその方の「調整」をする、といえます。通常のIHの手順では、このような代理人セッションを行う際には、始める前に「〇〇さんの代理人になります」とセットアップし、セッション終了時には「代理をやめて自分に戻ります」という手続きをします。私も最初はその手続きをしてセッションをしていたのですが、最近はしなくなりました。というのも、体が「代理人手続きをせずにそのままやる」と指示してくるからです。代理となった人の体を使ってセッションを行う、というだけでも十分怪しさ満載な感じなのに(笑)、代理手続きすらせずに、自分の体に対して手技を使って調整してるなんて、もうわけがわかりません。なのに、やっぱり相手の方に変化が起こってくるのです。

一度、子宮筋腫と、おそらくそのせいから来ている腹部の違和感を訴えられた方の遠隔セッションをしたことがありました。たった一度のセッション後、まずお腹の違和感がなくなり、その後の検診では、筋腫が小さくなったと言われたそうです。その人の体に直接何かをしたわけでもないのになぜ???、ですよね。
私自身も、IHを習う前に受けた遠隔セッションで、ひどかった湿疹が消えた、という経験があります。

これって、「私」、「相手の方」という境界線がなくなっているところで、何かが起こっているのだな、と、自分でセッションを提供する側になってから、そう感じるようになりました。なんでそんなことができるのか、どういう仕組みになってるのか、そこらへんのところはよくわかりません。というか、、、、おそらく「本来そういうもの」なのだろうという気がしています。別に特別なことじゃなくて。

まあ、その辺りはおいとくとしても、体の不調が軽減した、気持ちが明るくなった、楽しくなった、等の具体的な効果があるんだからそれでいいじゃない♪、なんですけどね。😊

2017年5月27日土曜日

今、ここにある過去 ー インナーチャイルド

「お母さんに認めてほしかったのよ。愛してほしい、じゃなくて、認めてほしかったのね」

年末に、NYでのりこさんのセッションを5回受けた時のことです。3回目のセッションが終わって帰るときに、そう言われました。その時は「へえー、、、」、って感じで、そんなにピンとこなかった。母に認めてもらってない、認めてほしかった、なんて思った記憶は特にないしなあ、って。そのインナーチャイルドがセッション中に何度も情報で上がってきたものの、そこはやらないと筋反射で出たのだそうです。宇宙系DNA(さらっと書き流しときま〜す😅)や、細かい脳の調整など、のりこさんでなければ出来ない調整が山積み(!)だったので、そっちをやる、ってことだったのですね。

のりこさんのセッションの内容の濃さは半端なく(しかも受けに行くたびに、その濃さが増している。。。)、NYに受けに行くと、最初の数回は頭がフラフラになったり痛くなったりします(私の場合は、です)。10年ぐらい放置していた物置にあるものを、一気に全部ひっくり返して掃除するような、そこで大量に舞い上がった埃にむせ返るような、そんな感じ。

で、その時も恒例の(?)頭痛でよろよろしている時でもありました。のりこさんに言われたことも、まあそうだったのかもしれないけど、記憶も実感もないし、なんて具合でその日は終わり、次の日の朝のこと。目が覚めると、まだ頭痛も残っている。そのままベッドでゴロゴロしていて、ふと思いついてのです。自分をたっぷり褒めてあげてみよう、と。よく頑張って来たね、よくやってきたね、一生懸命やってるね、、、その他色々思いつくままに。そう自分に声がけをしていったら、胸の奥から込み上げてくるものがありました。まるで心の奥にある、ずっと閉じたままだった小さな扉を開けたような感じだった。そしてなぜだかわからないけど、ボロボロ涙が出てきて、そのままわんわんと泣いてしまいました。その時わかったのです。私はこれをずっと待っていたんだ、と。子供の頃の私は、こうやって褒めてほしかったんだ。認めてほしかったんだ。それをものすごく渇望していたのだ、ということが。

インナーチャイルドとはその名の通り「内なる子供」、なのですが、子供の時のトラウマが潜在意識に残ってしまっている状態を指して、インナーチャイルドね、と言ったりします。トラウマといっても、何もそんなすごく大きな傷とは限らないのです。私も普通に幸せに育ってきたし、子供の頃のトラウマ?そんなもんないけど、って思ってた(怪我や病気はありましたが)。でもIHを受けるようになって、そのほかにも別のヒーリングを受けたり、内観(のようなもの)をするようになって、実は結構いろんなところで傷ついていたんだな、私、とわかるようになりました。インナーチャイルドは誰にでもあるのです。

でも、そんな過去の傷をいちいち掘り返してなんになるわけ?嫌なことは忘れて前向きになった方がいいじゃない。ー 実に真っ当な、そしてポジティブな考え方のように聞こえます。私もずっとそう思ってたし。確かに過去に縛られず前向きになれればいいのですが、私たちの脳はそのようには出来ていないのです。特に子供の頃に経験した嫌なことは、この先、生き抜いていくための大事なデータとしてしっかり脳に取り込まれ、それを元に私たちの感情、思考、行動のパターンを作り上げていきます。インナーチャイルドは、意外なところで今の自分に影響を与えていたりするのです。私も、この「母に認めてもらいたかった」というインナーチャイルドが、いろんなところで、私の足かせになっていたことに、後々気づかされることになるのですが。。。

なので、インナーチャイルドを癒すことは、過去を振り返ってウジウジと傷をいじくる後ろ向きの行為ではないのです。今の自分のため、そして未来に向かう自分のためのもの。その時の自分が満たされなかった思いを、今の自分が100%受け止めてあげる。抑圧した感情を感じ切り、解放してあげる。そうすると、今の出来事に対する感情が変わってきます。そして未来の感じ方も。


そうそう、ブルース・リプトン博士著「思考のすごい力」を読むと、子供の脳がどうなっていて、どう潜在意識が構築されていくのか、そのあたりがよくわかるのではないかと思いますよ。私は本は読んでいないのですが、youtubeに彼のレクチャーやインタビューが沢山投稿(英語です)されているので、かなり見ました。彼は、潜在意識のことを、誰もいない部屋で自動再生されているテープのようなもの、などと呼んだりもして、それを変えることの難しさも語っています。

でもこうやって、潜在意識に働きかけ、変化させていくことのできる方法があるのですから、ありがたいですよね☆






2017年5月24日水曜日

つきもの


私が、前からすごくお世話になっているNYのキネシオロジスト、大好きなのりこさん(こちらがのりこさんのブログ)。
去年の10月に、そののりこさんのキネシオロジー講習会を東京で受けました。

のりこさんの講習会でもらったスキャンリストには、憑き物系も色々載ってます。霊とか、宇宙人とか、エンティティとか。その他、前世リストも充実しています。

、、、で、私はそういうものを信じているのかというと、別にそういうわけではないのですよね。というか、そういう存在を信じる、信じない、ということにあまり興味がない、って感じかな。ただ、人間の知覚能力には限りがあって、その能力でカバーできる範囲外にだって、そりゃ、いろんなものが存在しているでしょう、とは思っています。

そして、この憑き物系。セッションのたびに、ほぼ必ず毎回なんか情報として、上がってきます。いや、なんか、っていうより、かなり大量に毎回上がってくるのですが。。。

のりこさんの講習会を受けて以来、基本2日か3日に一度は自己セッションをやっていて、プラズ年末NYにのりこさんのセッションを受けに行ったこともあり、かなり憑き物系が取れてきたのだと思います。くっつくと、割とすぐにわかるようになりました。例えば、どこかに出かけて帰ってきたらどっと疲れた、と思ったら出先でくっつけてきちゃってた、とかね。

でも、憑き物といっても何もおどろどろしいものではなく(多分)、要はエネルギーであって、電波とか熱とか放射線とか、エネルギーって色々あるけど、そういう中の一つの種類に過ぎないのだと思います。そして、のりこさんも言っている通り、憑いちゃうのは、自分にひっつける要因があるから。しょっちゅうくっつくので、「えー?またぁ〜?!、もうめんどくさいなあ」と時には思いながらセッションをしたりするのですが、やると必ず、はっとするような気づきが出てくる。筋反射がなかったら、絶対こんな気づきは得られないよなー、と毎回感動するわけです。


そして何かが剥がれていく。何かが変わっていく。そのふわっと軽やかな安心感。
この心地よさがたまりません。


そんな風にしょっちゅう自己セッションをしていたのですが、4月のイースター休暇で、ベルギーの義理の両親のところに10日ほど行った時、全くやらなかったのです。戻ってきてからやったのですが、いつものような確かな手応えがなく、どうもいまいちピンとこない。そしてローマへ、次はオックスフォードへ、と続けて小旅行が入り、その合間にもその後にもセッションをしたのですが、なーんか、もやーんと、はっきりしない感じになってくる。抵抗も大きく、筋反射が怪しくなりまくり。とにかく、いかんせんやる気がないのですよ。で、毎回途中で挫折。
しかし、しまいには体調も落ちてきて、病気というわけではないのだけど、どーんと疲れた状態になってしまいました。そしてあまりのやる気のなさ。これからIHやっていくこと自体どうなのか、なんて自問してしまう。夜はインターネットでずるずるとドラマを見続けて、ナメクジのようになっていく私。。。。ここまで来て、ああ、これって憑き物溜まってるんだな、とわかりました。

ある時、えいっ!と勢いつけて、侵略エネルギー外しのセッションをしました。
そしたら出てくる出てくる。霊、宇宙系、前世、エンティティ、、、、山のように出て来ます。抵抗受けてなかなか進めなかったけど、4時間近くかかって終了。もう夜中だったけど、すごいスッキリ!セッション前まであった、もっさりと重たい感覚もなく、頭も清々しく冴えています。

次の日の朝も、実に爽やかな目覚め。あんなにあった疲れはどこにいったのか。
気持ち良い青空の下、トラムに乗って、ある場所に向かいました。
しかし、そこでの出来事をきっかけに、私はまたしてもひどい体調不良に陥ることに。。。でもそれが、深く内在していた恐れに気づき手放していくことに、私を向かわせたのです。

そのお話はまた今度☆



2017年4月16日日曜日

自分の人生を自分で創造していく

先日ビデオ通話で遠隔セッションを受けてくださった方から、嬉しいメールをいただきました。


ご主人との関係が、その日のセッションのお題。
セッションを始めてみると、お金に対するブロック、不要な信念体系や、自分軸で生きるのを妨げてるサバイバル・プログラム、などが情報として上がってきました。
サバイバル・プログラムというのは、生命を守るために私たちに備わっている危険回避の機能です。大事な機能ですが、問題は、「これは危険だから避けなければならない」、と脳が判断しパターンとして組み込んでしまうと、不必要な時でもそのプログラムが働いてしまうということなのです。この方の場合、どこかで「自分軸で生きるのは危険、他人のいいなりになった方が安全だ」というプログラムが設定されてしまったわけなんですね。あ、もちろん、全て無意識レベルの出来事ですよ。そして年齢退行でそれがいつ起こったのかを見ていくと、胎児期、2歳、そして前世、と出てきます。
胎児期、2歳、両方とも、その頃のことで特に思い当たることはないとのことでした。そもそもそんな年のこと、普通は覚えていませんもんね^^。ましてや前世なんて。
でもここがIHの面白いところで、必ずしも顕在意識のレベルに問題を引き上げてこなくても、無意識レベルで調整ができちゃうのです(本人の気づきが必要な場合もあります)。

セッションを進めてもっと情報が上がっていくにつれ、自分軸で生きていなかったその在り方が、カメラのピントを合わせていくみたいに徐々にくっきりと浮かび上がってきます。そして「『今、ここ』に存在する」、「自分の人生に、そして自分の人生を創造していくことにフォーカスする」という目標が出てきました。

以下がいただいたメールです。


こないだのセッションから自分が変わったなと思ったとこは!
最近家の中片付けしてるんだけど、いるものと要らないものが、すぐ判断できるようになってきた事!ほぼ悩まずに即決!
そして要らないものがたくさんで(笑)本とかもたくさん処分しました!
小さな家電も前は捨てるにしても旦那に確認しなきゃなーと、思ってたけど今はすぐ捨てる。笑
それと、夕飯作る時にメニュー伝えたら「〇〇が食べたかった・・・」とか言われるのがストレスで前は旦那に何が食べたいか聞いて作ったりしてたんだけど。
自分が食べたいものを作るようになった!
そしたら何も言われなくなったし、食べたいものがあったら自分で買ってきてたから、あぁなんかいい感じ!これでいいんだーと、思って楽になった。

あと、図書館に行っても自分が読みたい本とかあんまりわからなかった。料理とかインテリアの本が好きってのはわかってたからよく借りてたんだけど、小説とかどんなのが好きとかあんまり、わかんなくて。
でも今はこれ読みたいかもーってのが増えてきて、選ぶのがなんか楽しい。
自分の事は自分で決められるようになってきた感じする。素晴らしい。ありがとう!

昨日、旦那と話してた時にセッションの話になって「キネシ仕事としてもう始めたら?」って言われて。
自信も無いし場所借りなきゃとか考えたらいまいち腰が上がらない。って伝えたら「家でやればいいじゃん~」ってあっさり。笑
あんなに嫌だって言ってたのに「自分は仕事でほぼ居ないから別にいいよ」って言われました。


この方もキネシオロジーをなさる方なのですが、この最後のご主人とのくだりが、面白いところなのですよね。セッション後に、自分だけでなく周りの人も変化したという感想をお持ちになる方がとても多いのです。一見不思議に思えることですが、私たちはみんな繋がっているし、一人のエネルギーが変化すれば、当然他の人のエネルギーも変化するのですよね。
これからこの方がどのように人生を創造してかれるのか、すごく楽しみです❤️

2017年3月30日木曜日

Integrated Healing(通称 IHキネシオロジー)

カタカナで書くと、インテグレイテッド・ヒーリング、です。

・・・言いにくいですね(笑)

日本では、よくIH、とか、IHキネシオロジー、と呼ばれています。
創始者は、南アフリカ出身の、マチルダ・ヴァン・ダイクとイギリス人のニック・オリバーです(こちらが彼らのウェブサイト)。

セッションでは、筋反射テストを用いて、その人が真に向かいたい方向はどこなのか、またそこに行くのを妨げているものは何なのか、を探っていきます。受け手の体が、「今日のセッションに必要な情報はこれだよ」、と教えてくれるので、それをどんどん拾っていくのです。そうやって情報を集めていくと、そのセッションでの目標(その人が向かいたい方向)、そこに向かうために取り除くべきもの、例えば、潜在意識に組み込まれた不要な信念体系、思考のパターン、満たされなかった思いやトラウマから繰り返し湧き上がる否定的な感情など(本人の自覚のないものも多いです)がはっきりしてきます。
その段階になると、体は「情報収集はもう十分だよ」と言ってきて、「調整」に入る、という流れになっています。

ここでいう「望む方向」ですが、その人の顕在意識での望みと合致するとは限りません。例えば、親や周囲の人々、社会の期待をそのまま吸い込んで、それが自分の望みだと思い込んでいるケースもよくありますし、そこまで極端じゃなくても、そういった期待に知らず知らずに沿おうとして本来の望む道から外れてしまった、あるいは期待に反発して、その真逆に行こうとしている、などなど。私たちは、自分で思っている以上に周囲の期待や評価を相当気にしながら生きているのです。それは、人間が社会的動物であることとや、他の動物に比べてものすごく未熟な状態で生まれてくることを考えれば、生物学的に理にかなっている気もするのですけどね。

ただそれだと、つまり、社会通念や体裁や見栄や反発も取り外したところでの望み、に沿っていないと、だんだん生きづらくなってしまうのですよね。面白いことに(そしてとっても素晴らしいことに!)本来の望みから外れていると、身体は必ず何らかのサインを送ってくれるのです。なんか色々うまくいかないな、とか、イライラする、といった、モヤモヤ感かもしれない。あるいは、病気などの体の不調として出てくるかもしれない。または人間関係の問題かもしれないし、事故や怪我、なんていう形で現れるかもしれない。これらの一見否定的に見える事柄も、実は身体からのお知らせなわけです。いや、きっと身体よりもっと向こうからなんだろうなあ、と思っていますが。

私はこれまで、結構な回数のIHセッションを人から受けてきて、さらにその回数を軽く上回る数の自己セッションをやってきています。だってね、めちゃくちゃ面白いのです。セッションのたびに、どんどん気持ちが軽くなっていく、日々の生活が楽しくなっていく、そして体調もよくなっていくのですから(*個人の感想です)。
そして毎回のように深い気づきや面白い発見があるのです。自分の知っている(と思っている)自分、なんて実に限られたごく一部の自分、あるいはただの勘違い(! ^^;)であり、本当は全然自分のことなんて知らなかったんだなあ、と、いつも思い知らされるのです。

というわけで、IH。とってもとっても面白いです☆