目が覚めて、起き上がるまでぼーっとベッドでしている時、
ふっ、と頭の中が静かになり、体の中で満ちていく感覚が
起こりました。それは数秒だったか数十秒だったか。
そんなとても短い時間でした。
でも、満ちた感覚が静かに広がっていく、豊かな時間でもありました。
静かな草原で、静かに月明かりを浴びているような。
ああ、これが「今、ここに存在する」っていうことなんだな。
そう思いました。
この状態と比べると、通常の私の頭の中って
渋谷の交差点の動画を早回しにしたような
落ち着きのなさだなあ。。。
随分無駄に頭を回転させてるのだと思います^^;
去年、「君の名は」という映画が話題になりましたよね。
あれを観た時、話が展開するスピードの速さと
画面からの情報量の多さが、すごくいまどきだと
思ったものでした。あ、お話は面白かったですよ。😊
多くの人がこれだけの刺激の量に晒されていることに
慣れていて、ちょっと中毒というか、その刺激がないと
いられないような状態になっていて、
それって自覚はなくとも、きっと随分
疲れることなんだと思います。
かくいう私も、この小さな体験のおかげで、
頭の中がかなりごちゃごちゃガチャガチャしてるのだと
気づかされたわけですが。
自分で情報端末を操作してるだけでなく、
街の中にも動画の広告が溢れてるし、音楽や広告が
常に耳から入ってくるし。私たちの感覚神経は
相当過酷な労働を強いられているのだと思います。
そしていつも考えることがいっぱい。
そんな中で、マインドフルネスなんて言葉が
よく聞かれるようになるのは、当然の流れなのでしょうね。
瞑想や座禅、そういったものが、これからますます
大事な健康法になってくるんじゃないのかなあ。
ほんの短い時間でも頭の中を静かにする時間をつくってみる
これ、オススメです☆