サービスのご案内


フェルデンクライス・ATMクラス:毎週火曜日19:30−20:45
場所:Conte-Sapporo
札幌市西区琴似1条4丁目2−15ニシムラビル4F
(東西線琴似駅すぐ)
http://conte-sapporo.com/evb_feldenkrais.php

フェルデンクライス・FIレッスン:完全予約制
場所:地下鉄円山公園駅徒歩5分
料金:8,000円(ATMクラス受講者、子供は割引あり)


Integrated Healingセッション:完全予約制
対面:15,000円
スカイプ:13,000

ご興味のある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。
fk-hakusan[at]hotmail.co.jp
(*[at]を@マークに変えてください)

2017年6月22日木曜日

私の夜のお楽しみ

私には現在8歳の息子がおりまして、毎晩彼が寝るときにFI (フェルデンクライスの「機能統合」と呼ばれる一対一のレッスン)をするのが、最近のお遊び。ベッドの上で入眠の妨げにならない範囲でのものですから、かなり「なんちゃって」な要素は強いです。でもとっても楽しいのです。息子も「あ〜、気持ちいい〜」と喜んでくれるし😊。息子は骨格や筋肉などの身体機能面でかなりいろんな問題、、、いえ!、学びの余地が沢山あるのでやりがいがあります😅

そう、学びの余地、気づきの余地、可能性、なのですよね。

体に眠っている可能性を一緒に探していく。
体がまだ気づいていない選択肢を一緒に掘り起こす。

それはそれは、とっても楽しい時間なのです。
フェルデンクライスも、どんどんやっていきたいなあ!、と気持ちを新たにしてもらえます。


ここのところ、ずっと彼の足で遊んでいるのですが、右脚が全体的に重い。そして右足はいわゆる鎌足、バナナ足になっている。そうなるのは、息子の体がそれを合理的と判断しているからです。では、なぜそう判断しているのか?そこを探っていくと、右の股関節の回旋具合が相当偏っていることに繋がっているのが見えてきます。股関節をつけ間違えたんじゃないか、と思うぐらい、過度に内旋するけど、全くと言っていいほど外旋しない。これではバナナ足になるのは当然なのですよね。この状態で、もし例えばバレエを習ったとして、バナナ足を直そうと足首から先だけを外向きに無理やりしていたら、確実に足首と膝を傷めるでしょう。
そこで昨晩、股関節と骨盤の動きを色々探っていたのですが、ああ、そうだ、IHの股関節回旋の調整があった、と思い出しました。筋反射で調整する場所を見つけて行う、割と手軽にできる調整なのでやってみることにしました。そしてもう一つ、最近私が遊んでいることがあって、体感の反射を筋反射の代わりに使うという、名付けて「体感反射」。これで調整場所を見つけて調整していきました(息子はすでに眠りに落ちています)。IHでの調整では、筋反射で「これ以上調整は必要ない」と出るまで調整を続けるのですが、昨日は、ま、この辺りで今日はいいかな〜、と思ったところまで、というゆるゆる調整。それでも回旋具合を再度見てみると、おおー!前よりだいぶ外旋するようになってるー!!
おもしろい〜♪

今晩もまた遊ぶのが楽しみ☆

2017年6月21日水曜日

やる気、うつ病、扁桃体

少し前になるのですが、1ヶ月ぐらい、まるでナメクジみたいな期間がありました。
だらだらグズグズ。もう何に対しても、ちっともやる気が湧かないのです。
前に進みたいと思ってるのに腰が重い。なんだかいっつも疲れていて、体が重く感じられて仕方がない。この期間、いくつか自己セッションをして、毎回自分の大きなブロックになっていたものが解放されていきました。

・・・なのになんでいまだにナメクジのまま!?

セッションをまたやれば、面白い気づきや解放が起こるのはわかってるけど、、、、

とにかくやる気が出ない。。。

思い返せば、私は子供の時から「やる気が出ない」状況にしょっちゅうなっていたものでした。小学生の頃から、学業に対して全く意欲が湧かず、親にもいつも怒られていたし。
そんな記憶も蘇りつつ、どよーんと重い日々。

でもある日ふっと、まるで蒸し蒸しと暑い日にすっと一筋の涼しい風が吹いたように、そうだ、セッションをしよう、と心が動きました。そのタイミングを逃すまい!とすぐに始めた私。

いろんな情報が上がってくる中で、その時は扁桃体がらみがすごく多かった。そして調整法として、「扁桃体に残る否定的な記憶の除去」が選ばれました。
そう、IHにはこういう調整法もあるのです。

扁桃体は受胎して心臓の最初の鼓動のすぐ後に形成され始め、胎児の時の記憶、また、母親の人生、ストレスなどの情報も蓄えていく、とIHでは習います。その後も海馬が発達する3歳まで記憶を蓄えていくのがこの扁桃体。そして記憶の貯蔵だけでなく、その記憶をもとにした情動反応にも大きく関わっていると言われています。情動反応とは、外からの刺激に対して、一時的に急激に起こる感情、生体反応のこと。例えば、怒り、喜び、恐怖、などの感情や、心臓がドキドキする、手に汗をかく、などの身体的反応の組み合わせのことです。
うつ病はこの扁桃体の暴走による脳の機能不全である、というこちらの記事。ここに扁桃体のことがわかりやすく書かれていました。これを読んで、私のナメクジ状態って軽いうつ状態と同じだったんだなー、と思いました。でも、うつ状態だったから扁桃体の情報が沢山あがってその調整をした、というより、扁桃体の不必要な記憶を手放す時にきたから、うつ状態という方法を使って、体は私にお知らせをしてくれたんじゃないかな、、、そんな風に感じました。

うつ病は、今でこそだいぶ認知も理解もされるようになり、自分を責めたり、周囲が「頑張れ!」というのは逆効果なだけだと知られています。でも上述の私のように、軽いうつ状態の方って結構いるんじゃないでしょうか。もしそのような状態にあっても、私はなんて意志が弱いのか、と自分を責めたりしないでくださいね。そもそも私たちの意志なんて弱いものなのです。私たちの思考や感情のパターンは、意志ではないところ、いわゆる潜在意識と言われているところで大部分がコントロールされているのです。扁桃体だって意志でなんとかできるものではないのですから。


そして自己セッションの話に戻りますが、終えた後の軽やかさといったら!
以前のつきもののセッション後にも実に爽快感があったけど、今回はそこにやる気も加わったみたいで、草原に裸足で立って風の香りを感じているような、爽やかな力強さがありました。

この2、3ヶ月の間にいくつもの根深いサバイバル・プログラム、インナーチャイルド、信念体系を手放すセッションをやってきて(憑き物も同時に沢山外していきました)、この扁桃体で〆、という、なんか一つのシリーズが終わった感じです。そして、その間深い気づきも多々ありました。IHはいろんな調整をするだけでなく、気づきの力を高めてくれるのです。気づきの力は本当に大きくて、気づくだけで大きな変容が起きたりもします。


おもしろいですよ〜☆


2017年6月1日木曜日

遠隔セッションの不思議

以前も書きましたが、IHではスカイプ等のビデオ通話機能を使って遠隔セッションを行うことができます。

その仕組みを説明すると、私が受けてくださる方の代理となって、私の体を通して、その方の情報を収集し、私の体を通してその方の「調整」をする、といえます。通常のIHの手順では、このような代理人セッションを行う際には、始める前に「〇〇さんの代理人になります」とセットアップし、セッション終了時には「代理をやめて自分に戻ります」という手続きをします。私も最初はその手続きをしてセッションをしていたのですが、最近はしなくなりました。というのも、体が「代理人手続きをせずにそのままやる」と指示してくるからです。代理となった人の体を使ってセッションを行う、というだけでも十分怪しさ満載な感じなのに(笑)、代理手続きすらせずに、自分の体に対して手技を使って調整してるなんて、もうわけがわかりません。なのに、やっぱり相手の方に変化が起こってくるのです。

一度、子宮筋腫と、おそらくそのせいから来ている腹部の違和感を訴えられた方の遠隔セッションをしたことがありました。たった一度のセッション後、まずお腹の違和感がなくなり、その後の検診では、筋腫が小さくなったと言われたそうです。その人の体に直接何かをしたわけでもないのになぜ???、ですよね。
私自身も、IHを習う前に受けた遠隔セッションで、ひどかった湿疹が消えた、という経験があります。

これって、「私」、「相手の方」という境界線がなくなっているところで、何かが起こっているのだな、と、自分でセッションを提供する側になってから、そう感じるようになりました。なんでそんなことができるのか、どういう仕組みになってるのか、そこらへんのところはよくわかりません。というか、、、、おそらく「本来そういうもの」なのだろうという気がしています。別に特別なことじゃなくて。

まあ、その辺りはおいとくとしても、体の不調が軽減した、気持ちが明るくなった、楽しくなった、等の具体的な効果があるんだからそれでいいじゃない♪、なんですけどね。😊