サービスのご案内


フェルデンクライス・ATMクラス:毎週火曜日19:30−20:45
場所:Conte-Sapporo
札幌市西区琴似1条4丁目2−15ニシムラビル4F
(東西線琴似駅すぐ)
http://conte-sapporo.com/evb_feldenkrais.php

フェルデンクライス・FIレッスン:完全予約制
場所:地下鉄円山公園駅徒歩5分
料金:8,000円(ATMクラス受講者、子供は割引あり)


Integrated Healingセッション:完全予約制
対面:15,000円
スカイプ:13,000

ご興味のある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。
fk-hakusan[at]hotmail.co.jp
(*[at]を@マークに変えてください)

2017年10月25日水曜日

「感情や思考は自分の本質を表すものではない」を実感する今日この頃





この時期の通常の気温に比べると、相当暖かい日が
続いていますが、ジュネーブも木々が色づき、
だいぶ秋らしい景色になってきました。


で、タイトル通りなのですが、
本当に人間はどこまでも変われるものなんだなあと
日々改めて実感しています。

私には8歳の息子がいるのですが、
彼と過ごす時間がとっても、とっても楽しいのです。
そして、かわいいなあ、といつもしみじみ思う。

でも前は全然そんなんじゃなかった。

「育児をストレスにしてしまったのは」でも書いたのですが、
子供といる時間は、私の自由を奪われている時間でしかなかった。
だから子供といる時間が苦痛で苦痛で。
少しでも子供と離れて一人でいる時間がほしい、と思っていた。
そして子育てなんてそんなもんなんだろうと思っていた。
だから世のお母さんたち、しかも子供が何人もいて、
その上ずっと子供の面倒をみて家事に専念している
専業主婦なんてスーパーヒーロー!いや、ヒロイン!!って
尊敬の目で見ていました(あ、今でもそうですよ)。

以前の投稿で書いた通り、私にとって子育てが
苦痛だった大きな要因は、自分の自由を
信頼できていなかったことにありました。
その理由は、主に母との関係にあって、
自分は束縛されている、自由でいることができない、
逃げたい、と子供の頃から
意識の奥底で思っていたからだったのです。

そんな自覚も記憶も全くなかったので、
それを知った時は、ええええ???と、
かなりびっくりだったんだけど。

私は小さい時から、言いたいことはなんでも
はっきり言う方でしたし、やりたいことも
なんでもやってきていると思っていた。
だから子育てを除いて、自分が自由じゃないなんて
思ったことなんてなかったのです。

でもよくよく思い返してみて、
どこかでそう思ってたんだろうな、と腑に落ちていきました。


ほんと、自分のことでも知らないこと、
気づいてないことだらけです。

というか、知ってることなんて
多分ほんの些細なことでしかないんだろうな
と思ってます。


そんな私でしたが、なんどもIHのセッションを
受けて、自由への信頼を少しづつ取り戻していくことで
いつのまにか息子に対する感情や感覚が
面白いほど変わっていったのです。
変えようとしたわけでもないのに。


私はべつに悪い人ではないので(笑)、
常にいろんな人や物事に感謝していました。
感謝しなきゃいけない、ありがたいと思わなきゃいけない。
そうやって頭で、そして理性でいつも感謝していました。
でも当時の私の心の中にあったのは、感謝の気持ちや
幸福感ではなくて、怒りや嫌悪感、不満、そして
不安だったんだな、と今になるとわかります。

その渦中にいると、気づかないものですが、
抜け出してみると、よくわかるのです。

今では、暖かく守られている感覚が
体の奥からじんわりと、折々にのぼってくる。
こんなの、昔は感じたことなかった。
ああ、こんなのがあったんだ、っていう
知っているような知らないような、
そんなとても満たされた感覚がやってきて
やっぱりこっちの方が断然いいな、と思うのです。



いつも買い物をする近所の市場。生の生姜って初めてみました

色とりどりの綺麗な野菜たち

きのこ屋さん。ここに写ってる舞茸、しいたけ以外にもエリンギやエノキダケもあります。



2017年10月19日木曜日

のりこさんのキネシオロジー中級講座 その③ ーのりこさんを巡るココロの軌跡

5日間の講座中、毎日二人ひと組になって実践練習があります。
しかしやっていて、どうもしっくりこない。
クラスという特殊な状況でやってるからかな、なんて
最初は思ってたんだけど、ある時気がついた。

わたし、上手くやろうとしてる




言われたことをきちんとやらなきゃ、上手くやらなきゃ。
なぜなら、上手くやって「すごーい!」って思われたいから。
上手くやらなかったら、この人全然できてないじゃない、
って思われるに違いない。それが怖いから。

・・・・・・。

ああああああああ〜
そんな感情に気がついて、一瞬落ち込みそうになった。
またしても「認めてほしい」のインナーチャイルドかい。
一体いつまで出てくるのか、そしていつまで
自分はこんな器の小さな人間でいるつもりなのか、
と、得意のダメ出しも始めたくなる。


でも私は、そんなダメ出しが自分をどこにも
連れていかないってわかっている。


だからすぐに体制を立て直した。

受け止めてあげればいい。
寂しかった、悲しかった自分の気持ちを、
そうだよねー、認めてほしかったんだよねえ、って
抱っこして、おんぶして、
いっぱいヨシヨシしてあげればいいだけ。


今回の「認めて〜」インナーチャイルドは
のりこさんに対して、むくむくと出てきた。

のりこさんに認めてほしい。
のりこさんにダメだと思われるのが怖い。

調整に音叉や惑星チャイムが選ばれて、その組み合わせを
筋反射で見てる時、「ん?その調整にこの組み合わせなの?」
なんて言われようものなら、動揺しまくり。
自分の筋反射が信じられなくなって、筋反射が
怪しくなりまくった。


のりこさんは、優しい。
でもその優しさは、下町人情物語に出てくるような
人間味あふれるって類のものとは違う。
だからきっと誤解する人もいるんだろうなと思ったりする。
澄んだ深い湖の中を見ているような、どこまでも透明に
広がっている優しさ。

今回会って、また一段と透明になってる気がした。
そのうち体の向こうが透けて見えちゃうんじゃないか、
って思うぐらい。
きっと壮絶なセッションも多くやるんだろうし
こうやって透明になっていかないと、人間のりこは
もたないんだろうなー、なんて勝手に納得してた。


セッションでは、これはもう手放していいんだよって、
その人の性格というか、性質というか
傾向というか、まあそういうものが、身体から
情報として上がってくる。
「明晰さの欠如、人間不信、競争心が強い、冷酷、、、、」
なんて感じで。

はたから見れば、全然そんな感じに見えない人でも
そんな情報が出てきたりする。
しつこいけど、これは、もう手放していいんだよ、
手放して、その先にある可能性を開いていく時なんだよ、
と身体が知らせしてくれてるだけ。
それでも、そういう言葉の羅列を見ると、
「あなたはこんなにダメな人間なのよ」って
罵倒されてる(!)気分になったりする。

自己価値や自己信頼の低さが、ここに如実に出てきちゃうというわけ。^^;


のりこさんのセッションは、受ける度に
どんどん進化していって、どんどん深くなっていってる。
そして当然上述のようなことばが沢山出てくる。
毎回毎回。
するとわたしのインナーチャイルドが騒ぎだす。
そんなに私のダメなとこばっかり見ないでよ〜。
すごいじゃん!こんなにできるじゃん!って
手放しで誉めてよ、認めてよ~、って。


こういう流れもあって、のりこさんに
認められない恐れってのが、
講座中に出てきたのでした。
だからそんな自分をしっかり受け止める。
心が落ち着くまで、気がすむまで抱きしめてあげる。


セッションをするには、自分の筋反射への
信頼が絶対 (でも盲信はしない)。
だから筋反射が選んだものが、
のりこさんに「え?」って思われようと、
私はわたしの筋反射を静かに信頼してればいい。
自信を失う必要も、頑なになる必要も、
反抗する必要もなく。
その時の筋反射がもし違っていたら
それも後で必ず筋反射で気づくから。

講座中、こんな感じで
少しずつ大事なことを思い出して
立ち直っていった、という
個人的な過程もあったのでした。





2017年10月16日月曜日

のりこさんのキネシオロジー中級講座 その② ーフォーマットを巡るココロの軌跡


今回の講座で圧巻だったのが(いや、全部圧巻だったかな)
いろんなケースに対応した「フォーマット」。
血圧、肩の痛み、アレルギー、集中力、安心感、、、
肉体的なものから、心理的、精神的なもの、
ピンポイントから全体的なものまで、
そのテーマは、多岐に渡っています。
この膨大な量のテキストをコンピュータで打ち込むだけで、
一体何時間の仕事になるんだろう、、、と、
事務処理能力が限りなく低い私は、くらりとしてしまう。


でも実は、これをもらった時ちょっと抵抗があったのですよね。

初級講座以降セッションをやってきた中で、
いつもどこにいくのかわからないけど、
どこかに導かれていっている、という感覚がありました。

私が頭で何もわかってなくても、何かしようとしなくても
必ずどこかにたどり着く、むしろ、何もしようとしない方が
行くべき所にたどり着ける、
そんな小さな経験則を持っていた私には
最初このフォーマットが、頭痛薬、咳止め、みたいな
対症療法的なものに見えてしまったのです。

それと、それぞれのフォーマットでは、手順がきっちりと
説明されていて、それにも、うーん、、、とだったのですよね。
まずここの情報をとって、そのあとリストでこれを調べて、
っていうマニュアルが、セッションの向かう方向も流れも、
導いてくれる大いなる存在もコントロールしようとしている、
みたいに感じられてしまったのですよ。
それって自然を自分の都合でコントロールしようと
する人間の傲慢さと同じみたい、そんなことしたら
話が小さくなっちゃうんじゃないかな、って。


でもやってみて、あ、そっか、
これって川下りみたいなもんなんだって思った。

以前の私は、乗り方がわからないから、
放り出されないようにしがみついているのが精一杯。
途中石にぶつかって、いかだごとひっくり返りそうになったり、
グラグラ揺れて、オエ〜ってなったりしながら
なんとか下っていった、、、そんな感じ。

でもこのフォーマットは、川の流れがよく見えるように
なるためのもの。

流れがからだで見えてくると、
どこに身を置けば、どの方向を向けばいいのかわかってくる。
それはコントロールするのでもされるのでもなく、
実に清々しい感覚なのです。

これがわかったら、途端にフォーマット集が
宝石箱のようにキラキラ輝いて見えてきました。

「老眼」フォーマット、早く自己調整でやりたい♪
花粉症、血糖、パニック症、、、
いや、もう全部ステキなんだけど、
一体どれだけの人が恩恵を受けられることか。
ああ、これからのセッションが本当に楽しみ!

情報盛りだくさんの5日間だったけど、
日が経つにつれ不思議とどんどん頭がスッキリしていった。

絶好調!な面もあり、デトックスで中から重た〜いものが
色々上がってきたり、インナーチャイルドが顔を出してきたり
自己価値が揺らいだり、と、
色彩豊かに感情を味わった時間でもありました。


つづく(多分)



2017年10月12日木曜日

のりこさんのキネシオロジー中級講座 その① ー 侵略エネルギー、そして宮沢賢治

NYで、のりこさんの中級キネシオロジー講座を受けてきました。

ちょうど一年前、東京で初級講座を受けて以来、
セッション熱が高まりガシガシぐらいやってきて、
そろそろ次の段階にいく頃だなあとは思っていたので
私にとっては、実にいいタイミングでの中級講座でした。
(とはいえ、行くか行かないか、最後までグダグダ悩んでいたんですけど)


夏あたりから、おでこのあたりがモヤモヤしていて、
なんかスモッグに覆われた都会のような、そんなモヤモヤ感。
それも外から引っ付けたというより、内在してたものが
奥から浮かび上がってきた、そんな感じ。
自己調整はバンバカやっていて、やるたびにはっきりと
いろんなことが変わっていくんだけど、ここだけはどうしても抜けない。
松果体のブロックなんだか宇宙系遺伝だかなんだか知らないけど、
とにかくなんとかしなきゃいけないという気は、結構ヒシヒシとしていた。
そのためにも、きっと中級講座は受けに行かなきゃなんだな、
ということで、お金のブロックも、オットとの険悪な空気
(いや、そこまで酷くなかったけど)も乗り越えて、行ってきました。
「困難を乗り越えてこそ人は成長できる」系プログラムが、
まだまだあることを痛感させられながら。トホホ。。。


講座の初日。最初の二人一組の実践は軽く場ならしって感じで、
霊的エネルギー外しから。
(霊的エネルギーって体調不良とIHセッションでも
書いたんですけど、それ外すだけで相当体調がよくなったりするのですよ)

そして、そのあとは松果体ブロック外し。
初日に、いきなり今講座のハイライト!!
それもそのはず、セッション中にブロッキングが起きて
筋反射が怪しくなってきたとき、このテクニックが非常に有効なので
まず最初に学ぶ必要があったのです。

中級では、初級クラスでいただいたのりこさんオリジナルの
スキャンリストにさらに情報が増えて、
特に、霊的なエネルギーなどが載ってるページは、
いろんな侵略エネルギー系情報がてんこ盛り。
エンティティも、いろんなタイプに分類されてるし
宇宙系エネルギー、それも呪い、恨み、妬み、などなど、
おどろおどろしさたっぷりな(笑)名前に分けられたものたちが、
新しく仲間入り。
この講座終了後にはどんなセッションができるようになるんだろう〜、と
このリスト見てるだけで、ワクワクしてきちゃいました。

実践練習をする前に、まずのりこさんのデモ。
誰かデモ受けたい人〜、ってのりこさんが言ったので、すかさず挙手!
もう一人手を挙げてたけど、私のブロックが
相当やばかったからか、私が選ばれました。

デモでは、9次元とそれより低いもう一つの次元
(なんだったか忘れた)が出てきたんだけど、
9次元の方が相当強烈だったみたいで、
時間が限られたデモ中には、そこが解除しきれずデモ終了。
それで私はすっかり具合が悪くなってしまい、
クラス終了後に、のりこさんが軽くそれだけ外しておこうか、と
続きのセッションをしてくれました。
軽く、といっても1時間か1時間半ぐらいかかったような。
ああ、これを受けられただけでも、はるばるNYまで来てよかった〜、と
しみじみ感謝なのでした。のりこさん、本当にありがとう。

出て来たのは案の定、重たい過去生の数々。
呪ったり、呪われたり、という過去生のトラウマ諸々。
そして夫とのエネルギーコード。

いや、本当にやばかったらしいですよ、初日の私。
のりこさんは、最初に私を見たとき、あ、相当きてるな〜って思ったらしい。
あれはもう、亡霊って感じだったもんね、と後で初日を振り返って言われたし。
ボーレイって。。。😱

でもその日、のりこさんに相当駆除、、、いえ、解除してもらったおかげで
かなり頭がスッキリして、次の日クラスのみんなからも、顔が全然違う〜、
声も違う〜、と言われました。


松果体ブロックだの、霊だの、過去生、宇宙系、次元系エネルギーだの
人に言ったら、ドン引きされるだけだから言わないでおこう、って
ずっと思ってたけど
もう気にならなくなってしまった。

でも、これらの名前も究極的にはどうでもよく、要はそういったモノが
情報としてあがってきて、調整すると肉体の調子がよくなったり、
気持ちが楽になったりする、ということが重要なのです。

冥王星の遺伝が、アトランティスの過去生が、なんて言われても
私には本当かどうかなんて全然わからないし
(感じる人もいるらしいですが)、
そもそも本当かどうか、なんてこと自体どうでもいいこと。

言葉の意味を囲い込んで限定してしまうと、その言葉の
エネルギーが収縮していく気がする。
静かな水面に水滴が落ちるとき、波紋が広がっていくように
その言葉から、ただ意識を拡げていけばいいのだと思う。
詩を読むように、言葉を少し宙に浮かして、その輪郭を溶かしておけば。
遊ばせておいて良いのだと思う。


詩といえば、宮沢賢治の「春と修羅」を最近よく思い出すのですよ。
(本がなくてもインターネットで全部読めるし、実に便利な世の中だ)
学生の頃、その「序」を読んで、ぎええええ〜、カッコいいいぃぃぃぃ!!
とベタ惚れしてましたが、キネシオロジーやIHをやるようになった今
この「心象スケツチ」が、余計にわかる。

いや、昔からその感覚はわかってたんだと思う。
だからそこに通じるキネシオロジーをやってるんだろうな。

その「序」の中に、「人や銀河や修羅や海胆は宇宙塵を食べ」、
というくだりがあるのですが、そもそも私たち自身が
宇宙塵(じん)であり、私たちの意識だって宇宙塵。
そう考えれば、とりあえず宇宙のエネルギーの影響を受けるのは
当然なことだと思えます。


と、話がかなりずれてきたところで、今日はここまで。