サービスのご案内


フェルデンクライス・ATMクラス:毎週火曜日19:30−20:45
場所:Conte-Sapporo
札幌市西区琴似1条4丁目2−15ニシムラビル4F
(東西線琴似駅すぐ)
http://conte-sapporo.com/evb_feldenkrais.php

フェルデンクライス・FIレッスン:完全予約制
場所:地下鉄円山公園駅徒歩5分
料金:8,000円(ATMクラス受講者、子供は割引あり)


Integrated Healingセッション:完全予約制
対面:15,000円
スカイプ:13,000

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(*[at]を@マークに変えてください)

2017年8月1日火曜日

正義と嫉妬と

先日snsサイトで友人の投稿を見た時のこと。

お嬢さんが親元を離れて国際交流のために
海外に出発する時の様子が書かれていました。
家族から離れることに不安で泣いてしまったお嬢さん、
そんな彼女を受けとめ、その成長の過程を
応援している友人の、親としてのとても温かな投稿でした。

だけど私はそれを見てイラッとした自分に気づきました。
その感情の揺れは小さなものだったけど、確かにあった。

なので、その中に入っていきました。
そして、奥へ奥へと向かっていきました。

すると出てくる出てくる
そんなことで不安なんてナニ甘えてるの?
そんなことを大した感動ドラマみたいに書く?(*友人が
そのように書いている訳ではありません。
私が勝手にそう捉えているだけのことです)
グログロとした感情がどんどん奥から出てきます。

そしてわかりました。ああ、私は嫉妬しているんだって。
不安な気持ちを素直に出して泣くお嬢さんに。
その彼女を応援している気持ちを共有したいと
素直に投稿した友人に。
その二人の素直さに私は嫉妬していたのです。


子供の頃から、怖いとか不安だなんて言うものじゃないと思っていた。
そんなの甘ったれてる、強くかっこよくならなきゃいけない、って思ってた。
なぜそう思うようになったのかは記憶にないけど、
いろんなきっかけがあったのでしょう。
でも誰だって、特に子供だったらいろんな場面で
不安になるし、怖くなるし、家族に泣きついて
甘えたくなるのは当たり前です。
私は、そういうことを多分あまりしてこなかった。
それは私が強いからではなく、そうしたいけど
なんらかの理由で我慢していたのです。
意識的にではなく無意識レベルで。


私もこんな風に素直に弱さをさらけ出して泣きつきたかった。
褒めてほしいって甘えたかった。

心の奥にいる、そう思っている自分を見つけました。


欲しかったのに持てなかったものを他人が持っていると、人は嫉妬します。
でもそれを嫉妬だと気づかずに、相手に対してイラっとしたり見下したりします。
そして自分の作り上げた「こうあるべき論」や正義で武装して
心の中で、あるいは面と向かって、相手を攻撃したりします。


私は家族に対しても随分イラっとしていました。
そして、イライラするのは自分が正しくて相手が
間違っているからだと、ずっと思っていた。

だってあなたがきちんとしていないから、
やるべきことをやらないから、気を使ってないから・・・etc

でもそれは単なる嫉妬だった。
私だってやりたくないけどやってるのに自分だけずるい、っていうような。


そこに気づいたら、しめたものなのです。
満たされてなかった自分をしっかり受け止め
寂しかったよね、悔しかったよね、悲しかったよね、、、と
その頃の自分を、いっぱい抱きしめてあげればいいのですから。
そうやって、これまでだいぶ嫉妬の奥にあった
抑圧された感情を解放してきました。
そうすると、それまでイライラしてたことに
イライラしなくなるのです。
家の中もどんどん明るくなって、楽しくなっていきました。
自分の気持ちも軽くなっていきました。

これ、子供に対しても同じなのですよね。
例えば友達と喧嘩して泣いてる子に対して
「〇〇ちゃんだって、悪気はなかったでしょ」とか、
「そんなことで怒るのはおかしいでしょ」なんて諭す必要はないのです。
抱っこして「そうかそうか、悲しかったのね、嫌だったのね、」
と、子供の気持ちを受けとめてあげればいいのです。

感情は感じきれば消えていきます。
感じ切らずに正論で抑圧されると、いつまでも残り
私のように嫉妬をする人間になるかもしれません^^;


大事な気づきのおかげで、また一つ軽くなれました。
正直言えば、まだ少し胸が疼きはするのですが。
そんな自分も温かく受けとめて、見守りたいと思います。


素敵な友人に感謝です。
心から。




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